１９日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、終値は前日比１２６円８銭安の２万２５３２円８銭。

前日のニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦への懸念などから株価が大きく下落した。ダウ平均株価の下げ幅は一時４５０ドル超えとなるなど値動きの荒い展開だった。この流れを受けて、１９日朝の東京市場も取引開始からほぼ全面安で取引が始まり、日経平均株価は一時４００円以上値を下げた。

その後は、円相場が１ドル＝１１２円台前半と比較的落ち着いていたため、日経平均株価は下げ幅を縮めた。ただ、東京株式市場では先週の世界同時株安以降、投資家の間に警戒感が根強く残っていて不安定な動きが続き、今週の取引を終えた。

東証１部の売買代金は、概算で２兆３９８９億円、売買高は、概算で１２億８１６５万株。