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NYダウ アップル株売り続き551ドル安

2018年11月21日 8:11

20日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は大幅に続落し、ダウ平均は約550ドル以上値を下げて取引を終えた。

20日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比551ドル80セント安の2万4465ドル64セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も119.65ポイント下げ、6908.82で取引を終えている。

この日は前日に引き続きIT大手「アップル」への売りが続いた。新型iPhoneの発注を減らしたと報道されたことで、販売不振への懸念が強まっているほか、アナリストが今年3回目となるアップルの目標株価引き下げに踏み切ったことも影響し、アップル株は5%近く下げた。

また、原油安からシェブロンなど石油関連銘柄も大幅安となり、ダウ平均は下げ幅が一時648ドルに達した。さらにハイテク関連全体に対する投資意欲も薄れ、アマゾン・ドット・コムなど主力株への売りが続き、ナスダック総合指数も節目となる7000を下回って7か月半ぶりの安値で取引を終えた。

市場関係者は「大型連休を前にリスクを回避して現金化する動きが強まっている。年末にかけて取引参加者が減る中で買い手がいない状態が続くとみられる」と話している。