大幅下げの反動 NYダウ3営業日ぶり反発
18日のアメリカ・ニューヨーク株式市場ダウ平均株価は前の日まで大幅に下げた反動から買いが優勢となり、3営業日ぶりに反発して取引を終えている。
18日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比82ドル66セント高の2万3675ドル64セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も30.18ポイント上げて、6783.91で取引を終えている。
この日は、前日まで大幅に下げていた反動から買いが先行する展開となった。また、増配などを発表した航空機大手「ボーイング」が大きく値を上げ、ダウ平均を押し上げた。その後、原油先物価格が大幅に下落したことでエネルギーセクターが売られ、ダウ平均は上げ幅を縮小して取引を終えている。
市場関係者は、「翌19日にFOMC(=連邦公開市場委員会)が来年以降の利上げのペースについてどのような発表をするのか、今後を見極める重要なヒントが得られるかに市場は注目している」と話している。