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「空飛ぶ車」5年後の実用化を目指す

2018年12月21日 0:01
「空飛ぶ車」5年後の実用化を目指す

大型のドローンに人が乗るようなイメージの、いわゆる「空飛ぶ車」について、政府は、5年後の実用化を目指す工程表をとりまとめた。

「空飛ぶ車」は、電動で、全自動で飛ぶ大型のドローンのような乗り物。

工程表によると、来年から試作機の試験飛行を始め、離着陸する場所や飛ぶことができる空域の調整を行うほか、機体の安全性を証明する制度などを検討する。

そして、5年後の2023年にはモノを運ぶ手段として実用化することを目指し、2020年代半ば以降には、人が利用する乗り物として、飛ぶ範囲を地方部から都市部へ広げていく計画。

「空飛ぶ車」をめぐっては、世界中で開発競争が激しくなっていて、安全性の確保やコスト削減をしながら世界で存在感をどこまで示せるかが課題となる。