日産・特別委、西川社長からヒアリング
日産自動車は3日、ガバナンス(=企業統治)のあり方を議論する「特別委員会」の2回目の会合を開き、西川社長からヒアリングを行った。
「ガバナンス改善特別委員会」は、日産の元会長カルロス・ゴーン被告による不正を受け、弁護士などの有識者らが日産のガバナンス(=企業統治)の問題点などを議論するもの。
2回目となる3日の会合では、西川社長に対してヒアリングを行い、なぜゴーン被告の不正を未然に防げなかったのかなどについて約5時間にわたって議論を行った。
また、西川社長は4月中旬に予定している臨時株主総会でルノーのスナール新会長を取締役として迎える意向であることなどについて説明したという。
特別委員会は、今後、数回議論を重ね、3月末までに提言をまとめる方針。