GDP年率+1.4% 2期ぶりプラス成長
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去年10月から12月の実質GDP(=国内総生産)の成長率は、年率でプラス1.4パーセントと、2期ぶりのプラス成長となった。
去年10月から12月のGDP成長率は、物価の変動を除いた「実質」で前の3か月と比べて0.3パーセントのプラスだった。年率に換算するとプラス1.4パーセントで、2期ぶりにプラスに転じた。
主な理由は豪雨や台風、北海道での地震など、夏の自然災害で落ち込んでいた個人消費や企業の設備投資が持ち直したこと。
政府は今後も景気回復が期待されるとしているが、専門家は「中国経済の減速などを背景に輸出が弱まっていて、今後、景気が足踏み状態に陥る可能性が高い」とみている。
今回同時に毎月勤労統計の再集計に伴い計算しなおした雇用者報酬の推計値が公表されたが、小幅な修正にとどまった。内閣府は景気の見方に影響はないとしている。