3営業日ぶり反落 日経平均95円安
5日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに値を下げた。平均株価の終値は前日比95円76銭安の2万1726円28銭。
前日のアメリカの株安を受けて5日の東京市場で平均株価は、値を下げて始まった。平均株価が4日まで高値だったことも当面の利益を確定する目的の売り注文が出やすかった。
5日から中国の全人代(=全国人民代表大会)が開幕し、米中貿易摩擦の影響が経済に色濃く影をおとすなか、中国は経済成長率の目標を2年ぶりに引き下げを発表した。
これを受けて中国・上海や香港の株式市場で売り注文が広がると、東京市場でも売り注文がふくらみ日経平均株価の下げ幅は150円を超える場面もあった。
東証1部の売買代金は概算で2兆252億円。売買高は11億642万株。