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NYダウ 過去最大規模の貿易赤字で続落

2019年3月7日 8:09

6日の米・ニューヨーク株式市場は、去年のアメリカの貿易統計で過去最大規模の貿易赤字となったことなどから、ダウ平均株価は3日続落し取引を終えている。

6日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から133ドル17セント値を下げ、2万5673ドル46セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も、70.44ポイント下げて7505.92で取引を終えている。

この日は朝方に去年のアメリカの貿易統計が発表され、貿易赤字がモノの取引で過去最大となり、対中国でも過去最大を更新した。これを受け、中国などに対するトランプ大統領の強硬姿勢がさらに強まるとの警戒感が広がり、中国事業の比率が高い「キャタピラー」や「ボーイング」が売られた。

また、原油先物価格が下落したことでエネルギー関連株が売られたほか、長期金利の低下を受け金融関連株も売られた。

市場関係者は「おおむね好調だった主要企業の決算発表も落ち着いたことで、市場は新たな買い材料を探している状況だ」と話している。

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