日経平均続落 海外株価下落で全面安の展開
8日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げた。終値は7日に比べて430円45銭安い2万1025円56銭。
ECB(=ヨーロッパ中央銀行)がユーロ圏の経済見通しを引き下げたことで世界経済の減速懸念が広がり、前の日の米・ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が200ドル以上下げた。また、8日の中国・上海株式市場などアジアの主要な株価指数は軒並み値を下げた。
これを受け、東京株式市場でもほとんどの銘柄で売り注文がふくらみ、ほぼ全面安の展開となった。また円相場が朝から円高方向に傾いたことも株価を押し下げる要因となった。
東証1部の売買代金は概算で2兆9252億円、売買高は概算で16億7283万株。