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NYダウ平均株価 4営業日ぶりに反落

2019年4月3日 7:14

2日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は前日におよそ半年ぶりの高値をつけた反動から売りが優勢となり、4営業日ぶりに反落して取引を終えている。

2日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日の終値から79ドル29セント値を下げ、2万6179ドル13セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は20ポイント近く上げて7848.69で取引を終えている。

前日におよそ半年ぶりの高値をつけた反動で、この日は当面の利益を確定するための売りが優勢となった。また、ドラッグストア大手「ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス」が業績見通しの下方修正を行ったことで大幅に売られ、1銘柄でダウ平均を55ドルあまり押し下げた。ダウ平均は4営業日ぶりに反落して取引を終えている。

一方、アナリストがフェイスブック傘下の「インスタグラム」の業績について利益がさらに拡大するとの見方を示したことで、フェイスブックが大幅に上昇するなど、ナスダック総合指数は4営業日続伸して取引を終えている。

市場関係者は、「3日からワシントンで再開されるアメリカと中国の閣僚級貿易協議に市場は注目している。期待を織り込んでいるだけに、悪い材料が出てくれば反動が出やすい」と話している。