ダウ平均株価反発 米中交渉進展に期待感
3日のニューヨーク株式市場は、貿易摩擦をめぐるアメリカと中国の交渉について「協議は進展している」との期待感からダウ平均株価は反発して取引を終えている。
3日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日の終値から39ドル値を上げ2万6218ドル13セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も47ポイント近く上げて7895.55で取引を終えている。
この日は、米中の閣僚級による貿易協議がワシントンで始まり、「協議は進展している」との認識が相次いで示されたことなどから、期待感が広がり、幅広い銘柄が買われた。また、アナリストがインテルなどの半導体メーカーの業績について、強気な見方を示したことで、半導体関連銘柄が大幅に買われ、ダウ平均は反発して取引を終えている。
市場関係者は、「金曜日の雇用統計発表を控えて、4日は様子見の展開となるだろう」と話している。