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様子見の雰囲気が広がり…日経平均31円安

2019年7月10日 16:20
様子見の雰囲気が広がり…日経平均31円安

10日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を下げた。平均株価の終値は前日比31円67銭安の2万1533円48銭。

前の日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が値を下げたことなどから、10日朝、東京株式市場では売り注文が優勢で始まった。その後は円相場が一時1ドル=109円台に迫り、9日に比べて円安に傾いたことから平均株価は上昇に転じる場面もあった。

アメリカではFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長の議会証言を控えていることなどから、東京市場でも次第に様子見の雰囲気が広がり、平均株価は9日の終値を挟んで小幅な値動きが続く展開となった。

東証1部の売買代金は、概算で1兆9437億円で、7営業日続けて節目の2兆円を割り込んだ。売買高は、概算で11億3868万株。