マグネ充電器 災害時のスマホ充電に期待
塩と水とマグネシウムで発電する充電器がある。災害などの非常時のアイテムとして期待されている。
災害時用に開発されたマグネ充電器は、塩を入れ、水を注ぎ、専用のマグネシウム棒をさすと発電。スマートフォンを充電できる。塩水とマグネシウムの化学反応を利用して発電する仕組みだ。電池やバッテリーは必要ない。マグネシウム棒と塩は付属品のため用意するのは水だけで、海水やスポーツドリンクでも発電が可能だ。
スイッチを押せば、ランタンや懐中電灯にもなり、停電時に幅広く活用できる。マグネシウム棒1本で、スマホ約2台を充電、懐中電灯なら約24時間の点灯が可能だ。
マグネシウム棒は1台に4本付属している。すべて使い終わっても交換用のものが販売されていて、マグネシウム棒と塩水を交換すれば、繰り返し使用可能だ。価格は1台、約1万円。10年間の保存が可能で、自治体や企業の災害用備品として売れ行きを伸ばしている。
STAYERホールディングス・石渡武彦代表取締役「これからますますスマホが重要なポジションになると思うので、電気は災害時に欠かせないもの。『あの時、これがあって良かったよ』という声を聞けるような商品になればいいなと思います」
【the SOCIAL viewより】