ガソリン小売価格↓ 平均145円60銭に
今週のガソリンは値下がりした。
石油情報センターが発表した16日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で先週に比べて20銭安い1リットルあたり145円60銭だった。
米中の貿易摩擦を背景に世界的に景気が減速する懸念が根強くある一方、中東情勢の緊張が高まっていることで原油価格が一時的に高値をつけることもあり、値下げ要因と値上げ要因がせめぎあっている状態。
石油業界の関係者は、「アメリカの要人がイランについて一言しゃべるだけで原油価格が振り回されるので予断を許さない」と話している。
石油情報センターでも「ガソリン価格の先行きは不透明」としているが、来週の時点では値上がりを予想している。