夏のボーナス 約37%の企業が「増加」見込み コロナ影響落ち着き、業績が回復
ことしの夏のボーナスについて、およそ37パーセントの企業が去年より増やす見込みであることが帝国データバンクの調査でわかりました。
帝国データバンクがおよそ1095社から得た回答によりますと、ことし、夏のボーナスを支給する予定の企業は、83.1%にのぼりました。また、全体の37.4%が去年よりボーナスの額を「増加する」予定です。ボーナス引き上げの理由は、新型コロナウイルスによる影響が落ち着き、業績が回復したことがあります。
また、人手不足感が高まる中で従業員のモチベーション維持や、物価高騰による経済的負担の軽減のためと回答した企業もみられました。
増加率は、大企業が平均3.5%、中小企業が平均2.2%となっています。
一方で、物価高による収益悪化などで2割以上の企業がボーナスを減らす、あるいは支給できない状況となっています。