カード5社 実質「値引き」で還元へ
10月の消費税率引き上げに伴い導入されるポイント還元制度について、JCBなどクレジットカード5社は利用者への請求の段階でポイント分の金額を差し引く実質「値引き」の方法で還元を行うことが分かった。
政府は、今年10月の消費増税に合わせ、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など「キャッシュレス」で支払えば購入代金の最大5%がポイントの形で戻ってくるポイント還元制度を来年6月までの9か月間導入する。
具体的な還元方法について、JCB、三井住友カード、クレディセゾン、UCカード、三菱UFJニコスのクレジットカード5社は、請求段階で、還元ポイント分の金額を差し引く事実上「値引き」の方法で還元を実施することが分かった。
ポイント還元制度を巡っては大手コンビニ4社も商品購入時に代金の2%分をその場で差し引く方法で還元することを決めていて、消費者にとってメリットが分かりやすい実質「値引き」による還元方法の動きが広がっている。