×

百貨店の「おせち」軽減税率対象アピールも

2019年9月2日 18:39
百貨店の「おせち」軽減税率対象アピールも

都内の百貨店で来年の「おせち」がお披露目された。10月の消費増税後、初めてのおせちとなり、軽減税率の対象であることがアピールされた。

松屋銀座は、高級レストランやホテルのおせちの品ぞろえを一段と充実させた。レストランなどで食べると10パーセントとなる消費税が、家庭で食べるおせちなら軽減税率の8パーセントとなることをアピールしている。ワインやシャンパンに合うフレンチおせちや伊勢エビ、キャビアなど高級食材をふんだんに使ったものなどが打ち出された。

一方、高島屋ではテレビ放映40周年を迎えるキャラクターを施した3段のお重が登場。こちらも、家庭で食べることを意識し、子供から年配の人まで好みにあわせて楽しめるよう和風・洋風・中華3種類の料理が入っている。ただ、漆塗りや陶器など高額な容器を使用していて商品価格が1万円を超えるものは軽減税率の対象外となる。