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能登半島北部で一部コンビニの休業続く 地震発生から1か月

2024年2月1日 14:42
能登半島北部で一部コンビニの休業続く 地震発生から1か月
元日に発生した能登半島地震から1か月がたちましたが、被害が甚大だった石川県の能登半島北部では、道路の寸断や断水、停電などで、今も一部コンビニエンスストアの休業が続いています。

能登半島地震では、「地域のインフラ」でもあるコンビニも多くの店が被災し、一時、休業を余儀なくされました。

大手コンビニチェーン各社は全国から応援の社員を集め、大半は被災から1週間以内に営業を再開しましたが、能登半島北部では、いまだファミリーマートの13店舗が休業したままとなっています。

北陸ではファミリーマートが最も店舗数が多く、特に、能登半島北部では、大手コンビニチェーンのうちファミリーマートが唯一、店舗を展開しています。

ファミリーマートでは地震発生直後は北陸全域で一時、およそ200店舗が休業しましたが、先月31日までに輪島市、珠洲市、能登町にある13店舗以外はすべて営業を再開しました。

この13店舗についても順次、再開を目指していますが、オーナーや従業員も被災しているため、状況をみながらの判断になるということです。

今回の地震では、店舗の復旧に向けて最もネックとなったのが道路の寸断です。

商品や復旧のための資材の運搬に難航し、当初はヘリコプターや船での輸送も考えたといいますが、空路は救助活動の妨げになる懸念があり、海路も急峻な海岸線で着岸が困難なことなどから断念しました。

一方、ローソンでは北陸全域で一時およそ80店舗が休業しましたが、現在、休業中の店舗は七尾市の病院内の1店舗のみで、再開は5月以降となる見通しです。

セブンイレブンは北陸全域で一時およそ150店舗が休業しましたが、6日までに全店舗で営業を再開しています。
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