消費増税への対策として今月１日に始まったキャッシュレス決済のポイント還元制度で、これまでに１日あたり平均８億円あまりが還元されたことがわかった。

経済産業省によると、還元対象となったキャッシュレス決済の額は１日あたり平均２０２億円で、７日までの最初の１週間に消費者に還元された額は試算によれば、１日あたり平均８億２０００万円だったという。

ポイント還元制度には現在、全国でおよそ５２万の店舗が参加しているが、店舗が追加され今月２１日からあわせて６１万店舗が参加するという。

この制度をめぐっては、およそ２万の店舗で店の住所や電話番号、ポイント還元率などが誤って登録されるトラブルがあった。

経産省はこのうちおよそ９割が修正され、来週中にはすべての店舗で修正が終わる見込みだとしている。