NTT東日本「昆虫食」事業に“参入” 食用コオロギの飼育場所に「不使用電話局」活用も検討
通信大手のNTT東日本が、将来の食料不足を解決するカギになるとして注目される「昆虫食」の事業に参入することがわかりました。
NTT東日本は食用コオロギの普及を目指しているベンチャー企業と協業し、飼育の自動化と効率化を後押しします。まずはNTT東の持つ通信やセンサーの技術で、温度の管理や水やりといった飼育を自動化するということです。
コオロギを効率的に飼育することで、生産規模を拡大させる考えで、今は使われていない電話局などを飼育場所に活用することも検討しています。
飼育場所を全国600か所程まで増やし、2028年には昆虫食事業で数十億円の売上高を目指しています。
人口増加で世界の食料不足が懸念されるなか、食用コオロギはタンパク質の供給源として注目されています。