東京電力 過去最大の赤字 ウクライナ情勢で燃料調達費増加
東京電力の去年4月から12月までの決算が過去最大の赤字となりました。
東京電力の去年4月から12月までの決算は、グループ全体の売上高が5兆5126億円の増収となりましたが、純損益が6509億円の赤字で四半期決算の開示を行っている2003年度以降、過去最大となりました。
ウクライナ情勢で燃料の調達費用が増えたことに加え、福島第一原発事故の損害賠償の対象を拡大したことで、賠償費用が増加しました。
東電は先月、経産省に、標準的な家庭で月2611円の負担増となる、規制料金プランの平均29.31%値上げを申請しています。