年末年始に おもてなし“魚料理”に挑戦!
これから、クリスマスに年末年始と、おもてなし料理を作る機会が増える季節。そこで、小菅キャスターが、魚をおいしく食べる技を、大人気の料理教室で、買い物するところから、学んできました。
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小菅「こんにちは~。本日はよろしくお願いいたします」
小菅キャスターが参加したのは、ちょっと変わった料理教室。
小菅「あの…、これからどこかへ?」
料理教室講師・近藤小百合さん「これから築地場外ツアーに回りまして、築地のオススメを回って…」
料理教室なのに築地ツアーがセットになっているんです。というわけで、さっそく築地場外へ。市場が豊洲に移転して1年のいま…。
講師・近藤さん「外国の方で大人気なんですよ」
小菅「うわぁスゴイ!」
築地には、あふれんばかりの外国人観光客が。この包丁屋さん「有次」には、海外のシェフもわざわざ来るといいます。その向かいには…。
講師・近藤さん「こちら、かつお節屋さんね」
老舗のかつお節専門店。かつお節にもいろんな種類があるそうで…。
講師・近藤さん「どんなダシが取りたいかによって、かつお節が変わる」
例えば、血合いがついていないものは、上品なだしが出るので、お正月に食べるお雑煮にも合うとか。一方、血合い付きは、煮物にオススメだといいます。さっそく試食です。
小菅「うわっ、やわらかい! 血合いがついてる方、いただきます。ん! ああ~濃いですね。口の中でダシ取れました…多分」
お次は、各地の漁港の鮮魚が集まった直売所。そこでスゴイものを発見。
小菅「え~!! こんなに詰めて500円!」
静岡の港から直送された、『朝どれ』のゴマサバにカマス! なんと詰め放題で500円! いや~安い! ほかにも珍しい魚が。またまた試食です。
店員「アカゼムロアジです」
小菅「初めて聞きました」
店員「めったに食べられないぞ」
小菅「おいしい! あっなんかトロントロンの脂なのに、全然脂っこくない。甘い! ここに来たから知ることができましたぁ」
新鮮で種類豊富な魚が安く手に入る築地。参加していた主婦の皆さん、ついつい買い物に夢中。
でも、最大の目的は、教室で使うお魚の仕入れ。豊洲で仲卸を営む「山治(やまはる)」へ。
講師・近藤さん「カサゴ。みなさん一尾ずつさばきますので、頑張ってくださいね」
使うのはこちらのカサゴ。選ぶポイントは?
店長「目がこうやってしっかり、真っ黒いやつを選んでもらえれば」
目が黒い方がより新鮮なんだそう。さらに、身が厚い方を選ぶのもポイント。脂のノリがいいそうです。
小菅「こうやって話しながら、アドバイスいただけるのもうれしいですね」
築地を堪能した後、いよいよ調理開始。先ほどのカサゴをさばきます。普段はもっぱらスーパーで切り身を買う私…。
小菅「魚さばくのがちょっと…緊張してきた」
講師・近藤さん「大丈夫。手袋してるので大丈夫」
小菅「そういう問題なんですね!?」
まずは、新聞紙の上にビニール袋を用意。その中に魚を入れると…。
講師・近藤さん「頭を押さえながらね」
袋の中でウロコ取り。こうすることで、台所が汚れずにすみます。ここからが難しいところ。
講師・近藤さん「優しく横から押さえて、肛門から包丁の刃を中に入れる」
うまくできるか─。
パシッ♪
小菅「あっ! パシッて言いました!」
講師・近藤さん「上手上手、いいですよ上手!」
小菅「おお~」
内臓や血だまりをしっかり取り除いて、火が通りやすいよう表面に切れ目を入れます。
そして、塩とハーブ、小麦粉をサッとふりかけ、豪快にフライパンに投入! 焼き目を確認するときは、熱くなりづらいエラを持ち上げると、身が崩れずに裏返せます。白ワインと水で煮込むこと約10分。
小菅「おお~!」
魚丸ごとの豪快料理アクアパッツアの完成! およそ30分で出来ちゃいました。
小菅「年末年始、実家で作ったら、親に成長したねって言われるかもしれないです」
【取材先】
レリエキッチン
■開催場所
東京都中央区築地4-14-1
モンテベルデ1006
■紹介した講座
築地場外市場ツアーとアクアパッツア作り
参加費:一人6700円(税込)
【URL】
http://www.relie-kitchen.org/
詳細はHPをご確認ください。