「令和ベビー」につけられた人気の名前は?
令和元年のことし、赤ちゃんに最も多くつけられた名前とは?人気の名前ランキングが発表された。
明治安田生命の調査によると、2019年生まれの男の子の名前第1位は「蓮」で、2年連続のトップとなった。女の子の第1位は「凛」で、5年ぶり2回目の1位。
令和元年のことしは、過去の改元のときに人気だった名前もあわせて発表された。元号が「大正」になったときには「正一」「正子」、「昭和」では「昭二」「和子」、そして「平成」では「翔平」「成美」など、元号の字をそのまま使う名前がトップテン入りした。
ただ今回は、「令」や「和」の漢字を直接使う名前は男女ともに10位以内には入らなかった。一方で、「紬」や「心春」といった名前が去年の順位からランクを上げている。
明治安田生命では、「令和」が日本最古の和歌集「万葉集」から採用されたことから、「和」を連想させるものに人気が集まったと分析している。
また、平成元年にベストテン入りした「翔太」「拓也」「愛」「彩」などの名前は、いずれも今年はトップテンに入らず、30年あまりで人気の名前が大きく変化したことを表す結果となった。