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持続化給付金“10万円未満切り捨て”変更

2020年5月8日 22:44
持続化給付金“10万円未満切り捨て”変更

新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した中小企業などへの給付金の支給が、8日に始まりましたが、梶山経済産業大臣は、10万円未満は切り捨てで支給というルールを変更すると発表しました。

梶山経産相「苦しい状況に追い込まれている事業者の立場に立てば、全額支給すべきだと判断をし、本日事務方に見直しを指示をした」

持続化給付金は、中小企業などの事業の継続を支援するため、最大で200万円支給されますが、支給額は10万円単位です。たとえば、売り上げの減少額から算出された給付額が78万円だった場合、このうち8万円は切り捨てで給付額は70万円となります。

申請要領にも、「10万円未満は切り捨て」と表記されていましたが、給付初日の8日のSNS上での反応などを見て、梶山大臣が全額支給に変えると判断したということです。

経済産業省は支給の不足分は後日追加で振り込むとしています。