ファミレス、牛丼、マック…通常営業へ動き
39の県で緊急事態宣言が解除されたことをうけ、大手飲食チェーンでは通常営業の再開に向けた動きが出ています。
ガストやジョナサンなどのファミレスを展開する「すかいらーくグループ」では、多くの店舗で時短営業をしていましたが、今月20日から緊急事態宣言が解除される地域では営業時間を午後10時までに2時間延長する方針です。
宣言が解除されていない8都道府県についても、自粛要請が緩和される自治体があれば営業時間の延長を検討します。
すき家、吉野家、松屋の牛丼チェーン3社は、多くの地域で午後8時から午前5時まではテイクアウトやデリバリーのみの営業としていますが、今後、緊急事態宣言が解除される自治体の発表を確認して、準備が整ったところから順次、夜間も店内飲食をできるようにするなど通常営業に戻していく方針です。
また、多くの店舗で午後8時までの短縮営業をしている居酒屋チェーンの串カツ田中は、宣言が解除された自治体の発表を確認した上で、直営店ではまず午後10時まで営業を延長することを検討しています。
日本マクドナルドでは先月29日から全国のおよそ2900店舗全てで客席の利用を中止していましたが、「宣言」の一部解除を受け、解除された地域では15日以降、今月25日までをめどに順次、客席の利用を再開するとしています。