「新しい生活様式」 お中元商戦スタート
営業を再開した百貨店では、お中元商戦が始まりました。「新しい生活様式」のなか、商品や接客方法も様変わりしています。
日本橋三越のギフトセンターでは、例年より通路の幅を広げ、注文カウンターの間隔をあけるなど、「密」を避ける配置にしたほか、試食や試飲も行わないことにしました。
商品も変化しています。
旅行に行かなくても「行った気分」を味わえる、高知の「鰹のタタキ」や、大阪の名店の「すきうどん」など、全国各地の特産品をそろえました。
また、自宅で過ごす時間が増えていることから、1本2万円以上の高級ワインなどを自宅用に購入するケースも増えているということです。
一方、大丸松坂屋では、店頭での商品展示を行わず、オンラインに特化するなど、お中元商戦も「新しい様式」へと変化しています。