28日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日連続で上昇し、バブル後の最高値を更新しました。先週末に比べ317円23銭高い3万1233円54銭で取引を終えました。

アメリカの債務上限問題が解決に向かう見通しとなったことなどから、東京株式市場では朝方から買い注文が膨らみ、日経平均株価は取引開始直後、一時、600円を上回る上げ幅となりました。

また、外国為替市場で、円相場が1ドル＝140円台後半と円安が進んだことも、株価を押し上げる要因となりました。

午後にかけては、日経平均株価の高値が続いていることや、29日のアメリカ市場が休場となることなどから、市場では次第に様子見の雰囲気が広がりました。

東証プライムの売買代金は概算で3兆5095億円、売買高は11億9414万株でした。