コロナ分科会 ワクチン優先順位など議論
新型コロナウイルスの対策を議論する政府の分科会が開かれ、ワクチンが開発された際の接種の優先順位が議論されています。
西村経済再生相「ワクチンが実用化されたときを見据えて、本日はワクチンの有効性、安全性、確保に向けた取り組み、接種のあり方などについてご議論いただければと」
ワクチンをめぐって政府は、アメリカやイギリスの製薬会社とそれぞれ1億2000万回分の供給を受けることで基本合意しています。
分科会では、ワクチンが供給される際、優先して接種する対象について議論されています。医療従事者や高齢者、基礎疾患がある人を優先する必要があるとの政府の案が示され、高齢者施設などの職員や妊婦についても優先すべきか検討しています。
分科会では、ワクチンで健康被害が生じた場合の補償なども話し合う予定です。