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ワクチン“医療従事者など優先”~分科会

2020年8月21日 15:08

新型コロナウイルスについて専門家らが議論する政府の分科会が行われ、ワクチンが開発された際に医療従事者や高齢者などに優先的に接種する方向でまとまりました。

21日の分科会ではワクチンが供給される際優先して接種する対象について議論され新型コロナの診療にあたる医療従事者、高齢者、基礎疾患のある人を優先することでまとまりました。

社会福祉施設の職員や妊婦については接種による副作用やワクチンの有効性を見極め今後検討するとしています。

また分科会ではワクチン接種で健康被害が生じた場合、メーカーに代わり国で補償することが了承されました。

政府は21日の議論をふまえワクチンに関する基本計画を9月以降に再度分科会に諮り最終決定する方針です。