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経団連・中西会長会見“経済界の意見発信”

2020年9月7日 21:47
経団連・中西会長会見“経済界の意見発信”

7月にリンパ腫が再発し、入院生活をおくっている経団連の中西宏明会長は、政権交代の大切な時期に経済界の意見を発信していく必要があるとして会見しました。

経団連・中西会長「総理大臣が交代するというそういう大切な局面でもあり、しっかり経済界としての意見を反映していくというそういうミッション(使命)でもございますので」

政府の経済財政諮問会議などのメンバーとしても経済政策に関わっている、経団連の中西会長は7日の会見で、次の政権とも連携して、新型コロナウイルスの対策をとりながらも、“経済の息が止まらないよう”取り組んでいきたいとの考えを示しました。

中西会長は、“誰が次の総理になっても、やるべきことは明確”で、大量の失業や倒産、金融危機に陥らないよう、新型コロナ対策と経済の両立を着実にこなしていくことが重要だと述べました。

また、新たな経済成長の絵を描くためにも、政府の会議で「新しい資本主義の在り方」について議論することを働きかけているということです。

中西会長はリンパ腫の再発で7月から入院していますが、体調は良いということで、病院からリモートワークを続けています。