次世代半導体国産化へ「Rapidus」ベルギー研究機関と連携協定
次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus」が、ベルギーの研究機関と連携協定を結びました。
研究や開発などで技術協力を進めるのは、トヨタ自動車やNTTなど8社が出資する「Rapidus」と次世代半導体の分野で高い技術力を持つベルギーの研究機関「imec」です。
経済産業省で開かれた調印式には、西村経済産業相らの立ち会いのもと、両社のトップが出席して覚書が交わされました。
「imec」は、次世代半導体の製造に欠かせない回路の幅をできるだけ細くする技術に優れています。
「Rapidus」の小池社長は、「先端半導体デバイスが『Rapidus』から世界に供給されることに大きな興奮を覚える」と述べ、技術者を派遣するなどして、日本の人材育成や技術開発などを進めたいとしています。