日経平均106円安 3営業日ぶり反落 業績見定めながらの売買に
31日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに値を下げ、前日比106円29銭安い2万7327円11銭で取引を終えました。国内企業の決算発表が続く中、東京株式市場では業績を見定めながらの売買となりました。
朝方は、円相場が30日に比べて円安に傾いたことから、輸出関連株に買い注文が入りました。しかし、前の日のアメリカ市場で株価が下落したことや、午後にかけては香港や上海市場で株価が下げたため、次第に売り注文が優勢となりました。
日本時間2月2日未明にアメリカの金融政策を決めるFOMC=連邦公開市場委員会が開かれることへの警戒から、当面の利益を確定する目的の売りもありました。
東証プライムの売買代金は、概算で2兆9196億円。売買高は、概算で12億542万株。