東京電力は18日夜、「東日本の電力需給がとても厳しい」として、節電を呼びかけています。

東京電力によりますと、16日、福島県沖で起きた地震により、東日本の一部の発電所が継続的に停止している状況です。そのうえ、18日は気温が低いため電力需要が増加しているということです。

18日午後9時20分現在の気温は、東京都心で4.3度、横浜で4.6度、千葉で4.7度、さいたまで3.4度、前橋で2.4度と、前の日の同じ時間と比べて10度近くも下がっています。19日の朝にかけても同じような寒さが続く予想となっています。

東京電力は、東北電力などと連携して安定供給を維持すべく対応しているものの、「本日午後9時から午後10時の間の東日本の電力需給がとても厳しい状況」だとして、不測の停電を回避するために、節電の協力を呼びかけています。