新型コロナウイルス対策を話し合う政府の分科会が２３日に開かれ、年末年始の休暇を分散させることなどを経済団体や地方公共団体などに呼びかけるよう、政府に提言しました。

２３日に開かれた分科会では、年末年始の休暇で人出が集中し、感染が拡大しないよう、休暇を分散して取得することを呼びかけるよう政府に提言されました。

これを受け、政府は、通常の年末年始の休暇に加え、その前後にもまとまった休みが取れるようにして、休暇を分散することを経済団体や地方公共団体に呼びかけます。

分科会ではそのほか、人の流れが集中しないよう、少人数に加え時期や行き先を分散させた「小規模分散型旅行」を推進するほか、飲酒を伴う懇親会など「感染リスクが高まる５つの場面」の周知を図るよう、政府に求めています。