KDDIとSB “移行手数料”無料へ
通信大手のKDDIとソフトバンクが、それぞれのメインブランドから自社のサブブランドに乗り換える際にかかる手数料を、無料にすることを発表しました。
KDDIとソフトバンクは、これまで自社のサブブランドに乗り換えるときも契約解除料、番号移行手数料、契約事務手数料が必要で、最大1万5500円がかかっていました。
しかしKDDIは、来年2月以降、この3つの費用について無料にすると発表しました。また、ソフトバンクも来年の春からオンラインでの手続きであれば無料にします。ただし、店舗で手続きをする場合は、3000円かかるということです。
政府が掲げる携帯料金の引き下げをめぐり、KDDIとソフトバンクは、10月にそれぞれのサブブランドで月間データ容量20ギガバイトの割安プランを発表しましたが、メインブランドからサブブランドに移行する際に多くの手続きや手数料がかかることから、武田総務大臣は「国民を欺いている」と厳しく指摘していました。