JR東社長“経済との両立工夫を”
政府が1都3県の緊急事態宣言の検討に入ったことを受けて、JR東日本の深澤祐二社長は日本テレビの取材に答え、「経済との両立を工夫して欲しい」と求めました。
「どのような形で経済との両立を工夫していただけるのか、こういうことを是非お願いしたい」-JR東日本の深澤社長は日本テレビのインタビューに対してこのように述べた上で、政府が緊急事態宣言を出す場合には、期間や範囲などについて経済活動の維持と両立できるよう検討して欲しいとの考えを示しました。
また、深澤社長は「先が見えないと国民も不安だ」と述べた上で、東京オリンピック・パラリンピック開催への取り組みも含め、「先の展望」が示されることが重要との考えを示しました。
深澤社長「特に地方においては観光産業は非常に大きなウエイトを占めていますから、そこをいかに維持していくのかはこれからの日本にとって非常に大きいポイント」
さらに、「移動が感染を拡大している実態はないと思う」との見解を示し、移動そのものを避けるのではなく、「3密やピークを避けるなど有効な感染対策を取ることが必要」として、引き続き、経済界からも「情報発信していきたい」との考えを示しました。