半導体が調達難 自動車メーカー各社減産へ
コロナ禍で世界的に半導体需要が増え、調達が難しくなっていることから、自動車メーカー各社で減産の動きが広がっています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、テレワークやデジタルの活用が増えていることなどから、半導体の需要が世界的に高まっています。これを受けて、車の部品に使う半導体の確保が難しくなり、自動車業界では、一時的な減産など影響が出始めています。
SUBARUは、群馬製作所での生産を今月中に数千台規模で減らす予定です。日産も追浜工場で、数千台規模の減産を行います。ホンダも鈴鹿製作所で、4000台程度、減産するほか、北米や中国の工場でも減産する予定です。トヨタはアメリカ・テキサスにある工場で、北米向けのピックアップトラックの減産を行います。
半導体不足の解消の見通しは立っておらず、影響の長期化が懸念されます。