東電エリアで一時「電力ひっ迫」 予想上回る“暑さ”で…中部電力から融通
東京電力パワーグリッドは11日夕方、電力需要が一時的にひっ迫し、中部電力から電力の融通を受けたと発表しました。
東京電力によりますと、11日午後4時半から5時までの30分間、東京電力エリア内で、電力の余力を表す「予備率」が安定供給に最低限必要とされる3%を切る見込みとなったことから、中部電力から電力融通を受けたということです。
東電エリア内の気温が想定より上がったため、冷房の使用が増えたことから、需給がひっ迫したということです。
東電が他社から電力の融通を受けたのは、この夏は7月に引き続き、2回目になります。
東京電力は、12日も気温が高くなる予想であることから、安定供給に支障がないよう、引き続き需給のバランスを注視するとしています。