宣言延長の東京 百貨店で衣料品の販売再開
東京都が百貨店の業界団体に営業範囲の拡大を懸念する文書を送付しましたが、季節の変わり目で客から要望が出ていることから多くの百貨店で衣料品などの販売を再開しています。
緊急事態宣言が延長されたことから、都内の百貨店は順次“生活必需品”の範囲を見直し、営業を拡大しています。
三越伊勢丹では、新宿などの4店舗で、15日から、婦人服、紳士服、子供服などの衣料品の販売を再開します。客から紫外線対策や夏物販売の要望が多く寄せられているとしています。
松屋は、12日からキッチン用品、寝具などの販売を再開し、15日からは衣料品も販売します。
高島屋も12日から宝飾品や玩具、催事などを除いて営業を再開しています。
東京都が“高級衣料品は生活必需品ではない”とする文書を発出しましたが、これを受けての営業の変更は今のところないということです。
一方、そごう・西武は、14日から都内の店舗で衣料品などの販売を再開しましたが、東京都の要請を受けて販売を見直すかは月曜日(17日)に検討するとしています。