接種を促進 診療所などに新たな財政支援策
新型コロナウイルスのワクチン接種促進に向け、政府が診療所などへの新たな財政支援策を発表しました。
支援策では、診療所での接種回数の底上げを図るため、接種費用に上乗せして支援を行います。
7月末までに4週間以上、週100回以上の接種を行う場合には1回あたり2000円を、週150回以上行う場合には1回あたり3000円を追加するとしています。
一定期間の継続した接種ができない医療機関でも、1日に50回以上の接種を行った場合には、1日あたり定額で10万円を交付し、接種を行う施設の数を増やします。
また、これまでも時間外や休日の集団接種会場に、医師や看護師を派遣した時に派遣元に財政支援をしていますが、新たに病院で特別な体制を組んで接種を行う場合、同様の支援を追加することにしました。政府はこうした追加支援で迅速な接種を後押しする考えです。