第1位はコロナ禍の“悲哀の一句” サラ川
世相をユーモアで巧みに表現する「サラリーマン川柳」。ファン投票によるベスト10が発表されました。栄えある第1位に選ばれたのは、コロナ禍ならではの悲哀を詠んだ一句でした。
第一生命は、全国から寄せられたおよそ6万句の中から投票で選ばれた傑作10句を発表しました。
今回はコロナ禍でのサラリーマンの日常をユーモアや皮肉たっぷりに詠んだ句が多く、第3位は──
「リモートで 便利な言葉 “聞こえません!”」
第2位は──
「十万円 見る事もなく 妻のもの」
去年、全国民に配られた10万円の給付金。夫の手元には届かなかったようです。そして、栄えある第1位は──
「会社へは 来るなと上司 行けと妻」
上司と家族の間で板挟みになっているサラリーマンの悲哀が共感を誘いました。
このほか、「じいちゃんに J.Y.Parkの 場所聞かれ」「YOASOBIが 大好きと言い 父あせる」など世代間ギャップがくすりと笑える句が人気を集めました。