昔懐かしのおもちゃ進化 わくわく届けたい
おうち時間が長引く中、子供だけでなく大人にも、おもちゃが注目されています。昔懐かしのおもちゃが進化するなど新たな動きも出てきています。
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都内のリサイクルショップ。女性が手にしていたのは、これから買い取りの査定をしてもらうぬいぐるみなどです。
利用客「整頓するタイミングが出てきたので」
コロナ禍の今、おうち時間で大掃除をする人が増加。掃除で出てきたおもちゃなどの買い取りを希望する人が相次いでいるというのです。店内には売りに出された様々なおもちゃが。
店長「4万8000円ですね」
こちらは元々の定価が5400円ほどのフィギュア。およそ9倍に値段が跳ね上がっていました。every.は、あるおもちゃを査定してもらうことに。ミニカーのチョロQ。日本テレビで90年代に活躍した中継車をデザインしたものです。一体いくらになるのでしょうか。
店長「お一つ750円の買い取りになります」
「(Q これは高いほうなんですか?)チョロQとしては高いほうだと思います」
リサイクルショップの本社では、査定待ちのおもちゃが山積みに。中にはこんなお宝も!アニメキャラクターのカードゲームは。
エーツー商品部・宿島拓弥部長「純金製のカードになるんですけど。500万円くらい」
20周年記念で作られた純金製のカードが、なんと498万円に!
宿島拓弥部長「大人のほうが(コロナ禍で)おうちにいる時間がありますので、自分の趣味にお金をつぎこむと」
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長引く巣ごもり時間で。大人が夢中になって遊べる懐かしのおもちゃが、人気となっているのです。
埼玉県の町工場で製造されていたのは。40年ほど前にブームとなった、「スーパーカー消しゴム」です。生産を依頼したのは。イタリアの高級車、ランボルギーニをこよなく愛する赤間さん。
GGFーT・赤間保代表「(スーパーカーに)触って感じてもらって、デザインのすばらしさもの作りに対する思いみたいのをはせてくれるといいなと」
当時、学校の机で飛ばして遊んでいたわくわく感を成長した大人たちに届けたいと、ランボルギーニ公認のスーパーカーを製造。販売を始めました。
番組スタッフも、およそ20年ぶりに飛ばして、遊んでみると。机ギリギリの位置に、スタッフの消しゴムが。そして、赤間さんにはじき出され、落下してしまいました。
メーカーからは進化した懐かしのおもちゃが続々、登場。大人向けのチョロQです。実際の国産車などがモデルとなっていて、オープンカーは、内装も細かく再現。1980年に発売された初代のチョロQと比べると、オシャレに進化しています。
今年。リカちゃん人形は、コロナ禍でのアウトドアブームを受け、おうちでバーベキュー気分を味わえるおもちゃを発売。給水口に水を入れると、焼き網から水蒸気が!
大人も魅了する懐かしのおもちゃ人気は続きそうです。