東京都で「Ｇｏ　Ｔｏ　Ｅａｔキャンペーン」の食事券の利用期限が、９月３０日まで延長されました。

コロナ禍で影響を受けた外食の需要を高める「Ｇｏ　Ｔｏ　Ｅａｔキャンペーン」のプレミアムつき食事券。東京都では、昨年１１月１日、販売を開始した直後に新型コロナウイルスの感染が拡大したため、利用機会が限られる状況が続いています。

食事券の利用期限は当初は今年３月末でしたが、緊急事態宣言が出されてから６月末に延期され、その後、度重なる宣言延長を受けて「調整中」となっていました。

１６日、東京都について改めて発表した利用期限は９月３０日で、緊急事態宣言下で利用が制限されていた４月から６月までの３か月分を延長したかたちです。

農水省は、食事券の販売と利用の主体となる自治体に対し、慎重な対応を求めていて、感染の状況に応じて最長で１２月末までは利用期限の延長が可能としています。

また、東京都では感染拡大の影響で、用意している食事券の９０％以上がまだ販売されていませんが、残りの食事券の販売再開の時期は未定ということです。