農水省担当者に聞く!野菜の価格動向
ジャガイモが買い時です。
農林水産省によりますと、6月21日~6月23日の調査で、全国の野菜の平均小売価格は以下の結果となりました。
【平年比・高くなった野菜】
ジャガイモ 118%
きゅうり 106%
キャベツ 105%
トマト 104%
レタス 101%
【平年比・変化なし】
にんじん100%
【平年比・安くなった野菜】
ねぎ 98%
たまねぎ 94%
<農水省担当者に聞く 買い物ポイント!>
今回は平年比で見ると小売価格が高く推移している品目もありますが、前週比で考えると特にレタスやきゅうりが安くなってきています。
また、1年ほどずっと高かったジャガイモも前週と比べると安くなっています。ジャガイモの価格が高かったのは、主要産地の北海道や鹿児島が天候不良で収穫量が少なかったことが原因です。
また、新型コロナウイルスの影響で料理に使われやすい食材であるジャガイモの巣ごもり需要が高かったのも一因だと考えられます。現在は梅雨の季節が落ち着き、長崎産のジャガイモの収穫が進んでいる影響で、今後は平年並みまで価格が下がる見込みです。これまで価格が高くて買いづらかったジャガイモは今が買い時です。