日経平均株価3万円超え 投資家も期待感「経済が動き始めたのが大きい」
東京株式市場で日経平均株価がおよそ1年8か月ぶりに3万円を超えました。東京証券取引所から中継です。
株価は5営業日連続で上昇し、午前9時半過ぎに、3万円台をつけました。
株価上昇の要因は、企業の決算発表でコロナ禍からの業績回復が鮮明となったことがあります。
大和証券シニアストラテジスト・林健太郎氏「背景には海外投資家の買い(注文)が続いていることが大きい。日本株の割安感に注目した買いが継続している」
さらに、個人消費やインバウンド需要が回復する中、国内の投資家からも日本株への期待感が見られました。
投資家「みんな旅行とかも出ていますし(経済が)動き始めたのも大きい」
また、市場関係者は「けさ発表された1月から3月のGDPが3期ぶりのプラス成長となったことも買い注文につながった要因ではないか」と話しています。
コロナ禍からの経済回復をとらえて日本企業は収益性を向上させ、さらなる株価上昇に繋げることができるのか、踏ん張りどころとなります。