尾身会長が会見“五輪応援は自宅で”
新型コロナウイルスの政府分科会の尾身会長は先ほど会見し、夏休み中の感染拡大を防ぐために、東京オリンピックの応援を自宅で行うことなどを改めて呼びかけました。
新型コロナ対策分科会・尾身茂会長「1年以上の新型コロナウイルスとの闘いにおいて、まさに山場だと考えています」
尾身会長は8月下旬までの2ヵ月が「山場」だとして、緊急事態宣言の期間中に感染拡大を抑えることが必要だと訴えました。
来週始まる東京オリンピックについては、家族など普段から会う人と、家で応援するよう呼びかけ、広場や路上で大人数で応援することは控えるよう求めています。
また、夏休み中に都道府県を越えて移動することや、大人数で長時間での飲食は控えるように改めて呼びかけました。
そのうえで、ワクチン接種率の向上が生活にどういう変化をもたらすかなどについて、緊急事態宣言の期間が終わるまでに、分科会としての考え方をまとめたいとしています。