航空便を活用して、北海道で朝採れたトウモロコシをその日のうちに首都圏のスーパーに届ける配送サービスが始まりました。

「けさどりのトウモロコシ、どうぞ」

店頭に並んだトウモロコシ。実はこちら、北海道芽室町で朝４時頃に収穫されたばかりのものです。

保冷コンテナに積み込まれたトウモロコシは午後０時半頃、新千歳空港を出発し、１時間半後には羽田空港に到着。そして、夕方４時半には千葉県市川市のスーパーに朝採れのトウモロコシが並びました。

これは、コロナ禍で旅行しにくい中、ＡＮＡの航空便を活用して、とれたての野菜を自宅でも楽しんでもらおうと始められた配送サービスです。

通常のトラック配送だと、北海道から関東までは収穫後、納品まで３日かかるところを、航空便の利用で収穫後２４時間以内に野菜を届けることができるといいます。

ＡＮＡは今後、北海道以外に福岡や熊本、京都にもサービスを展開していきたいとしています。