コンビニ各社 商品配送サービス拡大の動き
ネット通販が拡大する中、セブンイレブンが、店舗から商品を配達するサービスを全国規模に広げる方針であることがわかりました。
セブンイレブンでは現在、全国約2万店舗のうち、東京・北海道・広島の550店舗で、ネットで注文を受けて最短30分で商品を届けるサービスを行っていますが、これを2025年度までに全国規模に拡大する予定です。
現在、店舗から半径500メートル程度で、1000円以上の注文から配送料330円で午後11時まで配送しています。この取り組みをもとに、課題や効率などを検証しながら全国に展開していく予定です。実施は各店舗のオーナーの判断となります。
ローソンでも32都道府県の2100店舗でウーバーイーツなど複数の会社と提携して食品や日用品などを配送するサービスを行っています。来年2月までに3000店舗に拡大する方針です。
また、ファミリーマートではデリバリーアプリの会社と提携して、全国50店舗で約300品目の配送を行っています。配達エリアは半径3キロ程度となっています。今後の拡大については地域のニーズを見ながら検討していくとしています。