レギュラーガソリンの全国平均価格は、景気後退への懸念などから、4週連続の値下がりとなりました。

石油情報センターによりますと、今週11日（火）の時点の全国のレギュラーガソリンの平均価格は、先週に比べて40銭安い1リットルあたり168円70銭でした。主要国が金利を引き上げたことで“景気が後退し、原油の需要が減少する”との見方から原油価格が下落し、その影響でガソリン価格も値下がりしました。

値下がりは4週連続です。

しかし、依然として高値水準は続いていて、政府が石油元売り会社に出している補助金がなかった場合、ガソリン価格の平均は201円80銭だったと予想されています。また、産油国が原油の生産量を減らすことを決めた影響で、原油価格が一時上がったため、石油情報センターは来週のガソリン価格について値上がりを予想しています。