自動運転バスがパラ選手と接触 トヨタ陳謝
オリンピック・パラリンピックの選手村で、自動運転の巡回バスが視覚障害のある選手と接触した問題を受けて、車両を提供しているトヨタ自動車の豊田章男社長は自社のウェブサイトで「ご心配をかけ申し訳ない」と陳謝しました。
事故の経緯については“右折の際、横断歩道でいったん止まり、安全確認をして発進した瞬間に接触した、多分スピードは時速1~2キロだった”と説明しました。その際の映像もあり、捜査関係者と情報を共有して事故原因の調査に協力しているということです。
事故を受けて自動運転バスは運行を停止しています。豊田社長は運転が再開できた場合には、走行音も大きくし、目の見えない人々に注意喚起できるようにするなどの考えを示しました。